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緑の雇用 その5 (重機のメンテナンス)

今回は高性能林業機械のメンテナンス

半日の座学の授業の後

某重機の修理会社にて2日の実技講習

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずはグラップルの講習

講師は社長さんと整備員の方

 

蒸し暑い中 丁寧に教えていただきました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

点検孔を開いてあれこれ勉強・・・

 

ここはラジエターやエアコンの冷却装置の点検

塵や木の屑が詰まると

オーバーヒートの原因となります

 

 

 

 

 

 

 

 

油圧をコントロールするバルブ部

ここはオイルの漏れがないかチェック

複雑・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

燃料フィルター等のチェック

フィルター内の汚れ

水が溜まっていないか等・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エンジン本体は上の開口部から点検

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エンジンオイルの量

ベルトの張り具合等を点検しますが

非常に狭い空間にありベルトの調整や交換は

かなりシンドイかな・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バケットにある爪の交換方法の実演

そんなに難しくはないがあれこれ工具が必要

 

出来る事は自分でする・・・

そうしないと現場で不具合が起こると

作業がストップしてしまう・・・

 

 

 

 

 

 

 

爪が固定されている方法やパターンを覚えて

実際にやってみる・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クローラ(キャタピラ)部の点検

 

モーター部のオイル漏れ

スプロケットの磨耗

転輪のガタや磨耗の点検を行います

 

 

 

 

 

 

 

 

操作レバー方法の変更する方法の講義

電子制御されているのでコネクターを付け替えます

 

今回は住友製でしたがメーカーによって違う模様

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウインチの点検整備

グリスの給油を怠る故障や

ちゃんと歯を噛み合わせないで使用し

歯が壊れる故障が多いそうです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実際に壊れたウインチを下ろしての講義

歯が痛み噛み合わない状態になっておりました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アタッチメント交換の実演

運転席の中で操作を行い油圧を抜きホースを外し

オペレーターに指示を出しながら

アタッチメントを固定しているピンを抜きます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

取り外し完了

バケットの爪に置いてあるのが

固定していた2本のピンです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピンの穴を覗きながらアームを動かし

ピンを挿入して行きます

 

息の合った動きでスムーズに作業が進みます

さすがです・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

あっという間に交換完了

私も一度経験がありますが時間がかかりました

オペレーターの微妙な操作がポイントかな・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次はフォワーダの点検講習

基本的なことはほぼ同じです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラジエター等の清掃方法

高圧洗浄機を使いラジエターの隙間にある

異物を除去します

注意点は電装部品にはなるべ水を当てないことです

 

そうそう言い忘れてました・・・

各部のグリスアップはこまめに実施してくださいとの事

 

ということで終了・・・

非常に分かりやすく丁寧に教えていただき

大変充実した講義でした

それでは・・・

 

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コメント: 1
  • #1

    会長 (土曜日, 03 9月 2022 09:36)

    緑の雇用研修は、実際のところどういうことを勉強しているのか、具体的には分からなかったので、
    研修の様子が良く知れてよかったです。ありがとう。
    実際の仕事にもちゃんと活用できるといいですね。