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緑の雇用 その3 (高性能林業機械の操作)

前回からの続きです・・・

 

みんなで倒した木を

作業しやすい場所へ引っ張り出します

それに使用されるのが「スイングヤーダ」

と呼ばれる集材機

 

 

 

 

 

 

 

油圧ショベル(グラップル)

集材用のウインチを取り付けた重機です

見た目はこんな感じ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

図の様にワイヤーを張り作業します

AのワイヤーとBのワイヤーを操作しますが

今の機械はコンピューターで管理され

危険の無いように引っ張る力を

自動的にコントロールします

 

その時の状況に合わせて

両方のワイヤーを操作しての作業です

両方のワイヤーの同時操作はありません

 

 

 

 

先山(さきやま)をする班

スイングヤーダで作業する班

グラップルで木を処理する班

と3班に分かれて作業します

 

スイングヤーダの操作は

無線で先山と綿密に連絡をとりながらの

安全作業です

 

ちなみに先山とはワイヤーの先端で

木にワイヤーをつける作業をする人です

 

 

張力を調整し木の動きを見ながら

引っ張り込みます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

引っ張り込んだ木は横で造材

作業風景はこんな感じ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グラップルで作業中の寺前氏

動かす部位が多いので慣れるまで大変・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにこの写真は

「ハーベスタ」と呼ばれている高性能林業機械

従来はチェンソーで行っていた

伐倒・枝払い・玉切りの作業と

玉切りした材の集積作業を一貫して行う機械です

 

今回はありませんでした・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは「プロセッサ」

ハーベスタと見た目は似ていますが

伐倒は行えません・・・

 

現在の林業は

作業の効率化・身体への負担の軽減などを目的に

高性能林業機械の導入を進めています

 

まあ 人力じゃないと出来ない作業は

他にもたくさんありますけどね・・・

 

ということで これにて終了

今回紹介した以外にも

まだ林業機械は種類がたくさんあります

 

興味のある方はネットで調べれば

あっというまにわかりますよ・・・

 

それでは・・・

 

 

 

 

 

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コメント: 1
  • #1

    喜界高雄 (木曜日, 28 7月 2022 20:12)

    高性能林業機械は高すぎるでしょうね。減価償却できないです。たくさんの木出し作業の場合は必要になるんでしょうね。